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プロダクトマネージャーより - JSカスタマイズマネージャー公開!

サイボウズ Officeプロダクトマネージャーの栗山です。

本日2013年2月27日に弊社グループ会社であるサイボウズ・ラボが開発した、Google社のWebブラウザ「Chrome」の拡張ツール「サイボウズ Office JS カスタマイズマネージャー」をリリースしました。

これまであまりスポットを当てることのなかった機能ですが、これを機に少しご紹介してみようと思います。

サイボウズ Office JS カスタマイズマネージャー

「サイボウズ Office on cybozu.com」にJavaScriptファイルを設定するを搭載したのは約1年前の2012年4月のアップデートです。この機能をなぜ搭載したのかと言いますと、実はパッケージ版の「サイボウズ Office」では非サポートながらHTMLカスタマイズを行う方法を紹介してきました。

▼ マニュアル:htmlファイルのカスタマイズ http://manual.cybozu.co.jp/office9/admin/html_customize.html

クラウド版ではこのHTMLカスタマイズを行うことは出来ず、パッケージ版より多少自由度が劣る設計となっていました。そこでHTMLカスタマイズと同様の自由度を提供できる機能として搭載したのが、JavaScriptファイルを設定する機能です。

我々としても提供開始当初はこの程度の認識でした。一部の、どうしてもカスタマイズが必要なユーザー様が喜んでくれる機能として、またパッケージ版からクラウド版へ移行する際に、すでにHTMLをカスタマイズしてパッケージ版をご利用中のユーザー様がクラウド版を同じ環境で使えるようになれば、と考えておりました。

サイボウズコミュニティというサイボウズ製品をご利用中のユーザー様が集まるサイトがあるのですが、そこでJavaScriptファイルを設定する機能の紹介をはじめました。サンプルのJavaScriptファイルを提供しながら、パッケージ版で出来たHTMLカスタマイズと同じようなことが出来ますよというアピールのつもりではじめた連載です。

ところがこのサンプルファイルに人気が集まりだしました。

紹介させていただいたのはすごくシンプルな内容で、ワークフロー機能の簡単なカスタマイズです。通常サイボウズ Officeのワークフロー機能を利用して申請された稟議などを承認する際には、承認ボタンをクリックすることにより次の人に回すことができます。この承認時の挙動に対して時々頂く要望があります。それは「うちの役員はしっかり見ない人が多いのです。だから承認ボタンをクリックした時に『本当に承認しますか?』と念押しのダイアログが出てくれると嬉しい。」という内容です。

実現するためのJavaScriptファイルを紹介したところ、想定していた以上の反響を頂きました。ファイルを読み込むだけでカスタマイズができるという手軽さを評価頂いたのだと思います。

▼ サイボウズコミュニティ:サイボウズOffice 自己責任カスタマイズ(クラウド版)
ワークフローで、承認の確認ダイアログを出してみる
http://cybozu.kanshin.jp/keyword/750698


「サイボウズ Office」生みの親でもあるサイボウズ・ラボ代表 畑慎也

「サイボウズ Office」生みの親でもあるサイボウズ・ラボ代表? 畑慎也

この「サイボウズOfficeタイムラインにも、JavaScriptによるカスタマイズについて、寄稿しています。

▼ 自分たちの「サイボウズ Office」を開発しよう
http://officetimeline.cybozu.co.jp/?p=2640 【第一回】
http://officetimeline.cybozu.co.jp/?p=2885 【第二回】


同様に、サイボウズ創業メンバーの一人で現在サイボウズ・ラボの社長を務める畑がサイボウズ・ラボで利用する「サイボウズ Office on cybozu.com」をラボ仕様にカスタマイズを始めました。そしてその内容をソースごと自身の運営するブログで公開を始めました。

これがかなり面白く、例えば掲示板・メッセージに表示されているプロフィール画像を大きくする方法であったり、YouTubeやTwitterのつぶやきのURLを貼り付けるだけでインライン表示してくれる機能などが紹介されています。

またサイボウズ・ラボではグループウェア上でソースコードのやり取りを行うことが多く、ソースコードだけ自動的にハイライトがかかると見やすいということで、そのようなカスタマイズも行われているそうです。

この頃になると「サイボウズ Office」のマーケティングチームでも、JavaScriptファイルを読み込んでカスタマイズする機能に対するイメージがかなり変わってきました。「この機能、うまく利用すれば、もっと多くのお客様からのご要望にお応えすることが可能なのではないか」という考えが出て来ました。

製品に正式に搭載するには、ちょっとした機能でもそれなりのハードルをクリアしなければなりません。ご要望があるからといって簡単に搭載するわけにはいかないのです。

最近はお客様からのご要望が非常に多様化しており、あるお客様にとって必要な機能が、別のお客様にとって必要のない、むしろ邪魔な機能であることもあります。そのようなケースを想定しますと、製品としては機能のon/offを搭載しなければなりません。on/offが必要な機能ばかりが増えていきますと、管理者が設定しなければいけない項目がどんどん増えていくことになります。これではとても使いやすい製品であるとは言えません。

そこでJavaScriptファイルを設定する機能の出番です。多くのお客様から必要とされているわけではないが、JavaScriptで簡単に実現できそうな機能については、製品に正式に搭載するのではなく、ブラウザのアドオンのような形で配布する。

これで必要な方だけがファイルを取得し、設定して利用することができるようになります。製品開発とは別ラインで動かすこともでき、多くのご要望にお応えすることが可能になるのです。

こうなると課題はファイルの配布方法ということになります。カスタマイズを反映するには、JavaScriptファイルを取得して自社の「Office on cybozu.com」に取り込んでいただかなければなりません。その際複数のカスタマイズを反映しようとすると、2つのJavaScriptファイルを1つにしてから取り込む等の手間が発生します。

この問題を解決するのが今回リリースに至りました「サイボウズ Office JS カスタマイズマネージャー」です。

これにより弊社(将来的には弊社パートナーなども)が作成したJavaScriptファイルを、ユーザー様が自由に取り込むことが出来る仕組みが出来ました。

この仕組はまだスタートしたばかりですので、ドキュメントの整備等がきちんと出来ているわけでもなく、さらにどのように運営を進めていくのかも明確には決まっていませんが、それでも非常に大きな可能性を感じます。いわゆるカスタマイズとよばれるものの概念を大きく変えていくことになります。

引き続き情報を発信して参りますので、ぜひ皆様にもご注目頂きたい分野です。

「サイボウズOffice JS カスタマイズマネージャー」についての詳しい情報は、下記のサイトをご覧ください。

▼ サイボウズOffice JavaScript カスタマイズサイト
http://office-js.cybozu.com/

文責:栗山

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